一戸建て分譲の変化
カテゴリ: 一戸建て
1990年代にバブルがはじけて以降、一戸建ての分譲は低迷を続けました。
これはマンションの好調とは裏腹の関係にありました。
バブル崩壊によって都心近く利便性の高い土地が相次いでマンションに変わり、そのマンションが順調に販売されていき、首都圏では年間8万戸台と、バブル以前の2倍以上の市場に拡大しました。
このマンションに顧客をとられ建売住宅の苦戦が続いたのです。
特に郊外型にニュータウンの一戸建ては壊滅的な状態といってもいいほどの惨劇でした。都心回帰の流れから取り残され、それまでは年間100戸の分譲を行っていたニュータウンでも年間20戸、30戸に抑制し、それでもなかなか買い手が付かない状態だったのです。
そんな中、都心型一戸建ての登場によって急速に注目を浴びるようになってきました。
従来の郊外型の建売住宅が都心から1時間30分以上かかる場所に対して、都心型一戸建てでは都心へのアクセスがかかっても1時間という立地が主流となります。
ただし、いくら地価が下がったからといって郊外型に比べると高い点は変わりません。
敷地面積は郊外型の150平方メートル~200平方メートルに対して、こちらは100平方メートル前後と狭くなってしまいます。
それでも、マンションよりは広い床下面積を確保できるため、2000年以降このタイプの一戸建てが増えています。
この都心型一戸建てを中心にして、特に首都圏での建売住宅着工戸数は年間7万戸台まで着工数を増やしています。
徐々に分譲マンションの着工戸数に近づきつつあります。
